STYLE COUNCILとEGGSTONE

ちょうど昨日アップしたレコードにSTYLE COUNCILEGGSTONEがあったので、なにをいまさらかもしれませんが、改めておすすめさせてください。でも、定番過ぎていつでも買えると思い(特にスタカンは)しっかり聞いていない方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。もちろんギターポップやネオアコなんかを聴きはじめたいんだけど、どこから手をつけてみればいいのかな、という10代の方がいたら激しくおすすめです。

STYLE COUNCILは、今では長渕化がちょっと心配な(ファンのみなさん怒らないでね)御大PAUL WELLERがTHE JAM解散後に結成したバンドで、フリッパーズギターの2人にも多大な影響を与えたのは言わずもがな。ジャズやボサノバ、ソウルなどを飲み込んだお洒落なだけでは片づけられない音楽偏差値の高さは今聴いても驚嘆です。シングルカットされた有名曲はもちろん、アルバム収録のちょっと地味めな曲がまたいいんですよね。レコードに付けるコメントでも過去におそらく2万回くらい「スタカン風の」という言葉を使ったと思います(笑)が、それくらい後のバンドに影響を与えていますよね。

EGGSTONEは日本でも90年代にブームになったスウェディッシュポップの代表格。こちらもスタカン同様、いろいろなジャンルを飲み込んでいるのですが、それに爽やかな疾走感をプラスして甘酸っぱいメロディーとボーカルを引き立たせるポップな仕上がり。店頭でおすすめないですか、と言われたらEGGSTONEを出すくらいで、おそらくオープンからいままででCD、レコード合わせて200枚くらいは売ったんじゃないかな。僕の中ではギターポップを評価するときの基準になるような大切なバンドです。

どちらのバンドも20年以上聴いていますが、全然飽きません。是非みなさんにも楽しんでいただければ嬉しいです。好きな曲をいくつか貼っておきますので、気になったらレコードやCDを買ってみてください(別にうちの店でなくてもいいので)。きっと聴けば聴くほどはまっていくと思いますよ。






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